ブラック企業の特徴を就職した僕が解説【知らないと損】

ブラック企業の特徴を就職した僕が解説【知らないと損】

ブラック企業に転職したくない。見分け方ってあるのかな?


こんな疑問を解決していきますね。

 本記事でわかること

  • ブラック企業の特徴【求人編】
  • ブラック企業の特徴【面接編】

 本記事の信憑性

元東証一部上場企業に勤めていたエンジニアです。現在はWEBライターを専業にして、副業エンジニアとして活動中。

私はプログラミングスクール「GEEK JOB」に通って最短1ヵ月半で東証一部上場のエンジニアになることが出来ました。

未経験からエンジニアになりたい人に、スクールに通って得た経験、取材をして得た情報をもとに有益なノウハウを発信しています。


ブラック企業に就職した自分が、ブラック企業の特徴をまとめました。

結論からいうと、けっこう当てはまっていました・・・。なんで気づかなかったんだ自分。というわけで、今回はブラック企業の確立が高い表記や表現などを皆さんにお伝えします。

本記事を読むことで、極力ブラック企業を回避することができますよ。

もし、本記事を読まないと、あなたはブラック企業に入社してしまうかもしれません。


ブラック企業の特徴って何だろう?



筆者個人の考えは以下になります。

  • 長時間労働が蔓延している→身体的な疲労
  • 残業代が支払われない→金銭面での不安
  • 職場環境が悪い→精神的な疲労
  • プライベートの時間が拘束される→イベント、飲み会の強制参加


今回は求人票と面接の時にどう判断すればいいのかを詳しく解説します。

求人票におけるブラック企業の特徴



“アットホーム”な会社は求人地雷の代名詞





・・・何がいけないんだ?



一見、人間関係が良好な会社ってアピールしているようじゃが何がいけないのか説明するぞい。



人間関係が良いかどうかは配属される部署にもよりますし、実際に入ってみないとわかりません。

本来ならば待遇や仕事内容、将来のキャリアなどいかに会社が魅力的なのをアピールすべきなのに、わざわざアットホームな会社と紹介するということは、待遇などは他社に劣っているので他にアピール出来る所がありませんとアピールしているようなものです。


また、本当にアットホームな職場な可能性もあります。ちなみにアットホームって元々は英語で日本語訳すると



自分の家にいるようにくつろげるさま。 家庭的。


皆さんは一日どれくらいの時間を家で過ごしますか? 仕事が終わり家に帰宅するのが20時、起床が7時だとすると、約12時間ですね。

つまりこれと同じことが会社でも起こりうることになるよっていう暗示でもあります。具体的には



  • 皆家族で仲良しなんだから残業代なんていらないよね?
  • 皆家族で仲良しなんだから遅くまで一緒に頑張ろう→常に長時間労働
  • 皆家族で仲良く飲み会やイベント行事やろうね→強制参加の嵐




上げたらきりがありませんね。もちろん全ての求人がそうとは限らないですし、中にはマトモな会社もあります。でも個人的にはアットホームな職場以外で会社の魅力を表現して欲しいというのが本音ではあります。



他にはこんなワードも要注意なのだ

  • 家族のような雰囲気の会社です。→”家族”ワードには要注意
  • 誰にでも出来る仕事です→貴方の市場価値(スキル)は上がりませんよ。
  • 土日祝日、夜21時~深夜も対応します→人事担当の忙しさ、人手不足な職場であることが想像できます。
  • 仕事以外でも仲が良いんです♪飲み会が多い職場→飲み会に行かないと逆に浮く職場という事が想像できます。



入社後は先輩がOJTで丁寧にサポートします♪





OJTってなんだっけ?



OJTはOn the Job Trainingの略で実際に仕事をこなしながら時折先輩が様子を見て指導をするスタイルの事じゃな。実践研修みたいなものかの。何がいけないのか説明するぞい。




職人みたいなイメージですよね。習うより慣れろ。技術は盗むものだ。昔はそれで通用したかもしれませんが、今は情報社会。若手もきちんと研修制度がある会社を選びます。

私の前働いていた会社は外部の講師をわざわざ呼びながら座学スタイルで給料を貰いながら学べるという神研修でした。(SESを除けば)


なので、そういった研修制度が整っていないのでOJTという形を取るのですが、
新人が不安視することは



  • 先輩が忙しい時に聞けないのではないか。
  • こんなこともわからないのか?と言われそうで怖い。
  • そもそも何がわからないかもわからないので質問が出来ない。



だと思います。特に新卒などの若手は、学生から社会人になる事をとても不安視しています。スーツを着て電車に乗ることすらままならないかもしれません。


少しでも不安視を解消できるように、OJTという便利なワードで済ますのではなく、新人をどういったステップで教育し一人前へ仕上げていくかをきちんと書いてあげた方が望ましいと思っております。



みなし残業代として〇〇円を含む



残業しないでも、残業代もらえるってことだよね?ラッキー♪



いやいや、基本的に会社側としては残業代は極力付けたくないじゃろ。

裏返すと常にこのくらいは残業はありますよの意味ともいえる。水増しの給料を多く見せる為によくやる戦略じゃの。


※とはいえ、超えた分の残業代が別途支給されるなら問題ありません。



残業代について書かれていない。



裁量労働制の会社じゃな。



基本的にこのスタイルを取っている会社はいくら残業をしても残業代は出ません。

特に新人の頃は仕事がどうしても遅いので毎日夜まで遅く残っても給料は20万程度という場合もあります。もし行きたい会社の場合は、残業代が出るか出ないかは面接中に聞いた方が良いでしょう。



面接中におけるブラック企業の見分け方



面接官の覇気が無い、態度がおかしい。





面接官は会社の顔になる存在じゃ。例えば、パジャマ姿だったり、言葉遣いが荒かったりしたらポチ君は入りたいと思うかの?



うーん。遠慮したいワンね。



面接官のイメージって皆さんはどんな感じでしょうか?僕はスーツをびっしり決めて清潔感溢れ、コミュニケーション力が高い人というイメージです。


小さな企業によっては、人事担当が存在せず、一般社員やその上司などが面接官を兼任する場合があります。その為面接官のプロではない為仕方がない部分もあるかもしれません。

それでも最低限のマナーはありますし、最終的に受けた貴方の印象が大事でしょう。
あれ?ここおかしいなって感じたら、その予感恐らく当たっています。



でもあえて圧迫面接をして求職者を試すケースっていうのもあるけど、あれはどうなの?



中にはそういうケースもあるかもしれせんが、それなら質問を難しくして求職者の考えを試したり別の良い方法があるじゃろ。

わざわざ企業の評判を落とすリスクを背負ってまでその方法を取るという事は、入社してから精神的にやられる要素があるということじゃ。その為に忍耐力を試しているんじゃな。

求人票に書かれている待遇・給与と条件が違った。





例えば、試用期間中は正社員、本採用と給与が同額と書かれていたのに、面接中で給与は時給制だったり、契約社員だったりするケースじゃな。



いわゆる求人詐欺をしてくる会社はロクなものじゃありません。求人詐欺をする目的は人が集まらないから正社員というワードで求職者を釣る為です。

人が集まらない理由は待遇、勤務地、仕事内容・・・・様々な事が考えられます。
入社してからもあの手この手で就業者を苦しめてくるでしょう。



残業や休日出勤に関してはどう思いますか?の質問がある。





裏返したら、弊社では残業や休日出勤がありますがそれに耐えられますか?の意味とも取れるな。残業で稼ぎたい人なら良いかもしれないけど・・・・。



労働条件、待遇、昇給などについての説明が曖昧



ブラック企業ほど、労働条件などの説明を曖昧にする傾向があります。
具体的な仕事内容、労働時間などを話すのは都合が悪いと思っているからですね。
逆に内情を包み隠さず話してくれる企業というのはホワイト企業である可能性が高いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。全てがこれに当てはまるというわけではありませんが、頭の片隅にでも入れて頂ければ幸いです。