サーバーサイドエンジニアとは?未経験でもなれるのか?
サーバーサイドエンジニアってなに?
どんな仕事をするんだろう?
システムエンジニアとどう違うの?
こんな悩みを解決していきます。
本記事でわかること
- サーバーサイドエンジニアの特徴
- サーバーサイドエンジニアの年収や将来性
- コロナ渦でのサーバーサイドエンジニアの需要 不況にも強い?
- サーバーサイドエンジニアのメリット・デメリット
- 最短でサーバーサイドエンジニアになる方法
サーバーサイドエンジニアは、サーバーで行うためのプログラム開発をメインにするエンジニアです。つまり「コードが書けるエンジニア」として人気の職業です。
コードが書ける→「市場価値」があがる→年収アップや転職に有利になる→独立で高年収を得る事も可能です。
私の友人もRubyを扱ったサーバーサイドエンジニアとして独立し、年収が950万を超えています。
この記事ではサーバーサイドエンジニアの特徴や年収・将来性、最短でサーバーサイドエンジニアになるためにはどうすれば良いのかを解説します。
サーバーサイドエンジニアって?
サーバーサイドエンジニアは、コンピュータサーバー側で動作するプログラムやデータ処理をメインで開発するエンジニアです。
具体的には、WEBサイトやECサイトによくあるお問い合わせフォームや、購入する機能を作る事もサーバーサイドエンジニアの役割です。
フロントエンドエンジニアと対照的な仕事だと思ってください。
フロントエンドエンジニアが表舞台の役者なら、バックエンドエンジニアはマネージャーなどの裏方業です。
そのため、人気度的にはフロントエンドエンジニアの方が高いのですが、年収・安定面でみるとバックエンドエンジニアの方に軍配が上がります。
サーバーサイドエンジニアとシステムエンジニアの違いって?
サーバーサイドエンジニアも「システム」を作るんだから、
システムエンジニアとどう違うの?
っていう疑問が生まれるかもしれません。
一般的にサーバーサイドエンジニアはWEB系企業のサービス開発をするエンジニアになります。
システムエンジニアはSlerで働くエンジニアのことを指します。
どちらもシステムを作るのは一緒なんですが、業界が違うだけということです。
余談ですが、筆者はWEB系企業に行くことを強くおすすめします。
Slerは企業にもよりますが「プログラミングが出来ない」「新たな技術を学ぶことが出来ない」といった悪い面もあります。
なぜなら
- プログラミングが出来なくても働けるように仕組み化がされている
- そもそも「プログラミング」は外注しているのでやってない
- 安定稼働を第一目標にしているので、新しい技術を取り入れる必要がない
という理由があるからなんですね。
以下の記事で詳しく解説しています。
サーバーサイドエンジニアの仕事内容
サーバーサイドエンジニアの仕事はおおまかに分けて2つです。
- サーバー上のデータ処理環境の構築
- 新しいソフトウェアやバージョンアップに伴う調整、構築作業
例えば、有名なSNSのTwitterがあります。
Twitterは会員登録をして、書きたい内容を投稿するというのが基本的な流れですが、ではその会員登録したデータはどこにあるのでしょうか。
このように大事な情報を管理したり、ユーザー専用のマイページなどにアクセスする際のデータのやり取りなどの仕組みを作るのもサーバーサイドエンジニアの役割です。
サーバーサイドエンジニアに必要なプログラミング言語は?
必要な言語は2つです。
- Ruby
- PHP
WEB業界では上記ふたつの言語が用いられることが多いです。
理由としては基本的に短期間で開発を回していくアジャイル開発というスタイルをとっています。そしてアジャイル開発にPHPとRubyは、コードが書きやすくシンプルであることから用いられています。
個人的にはwordpressで副業が可能になるPHPを覚えていくのがベストだと思っています。後述しますが、PHPを覚えると独立もしやすくなります。
PHPの特徴や作れるサービスについてはこちら
Rubyの特徴や作れるサービスについてはこちら
サーバーサイドエンジニアの年収や将来性は?
サーバーサイドエンジニアはindeedによると、正社員で576万円でした。
日本人平均年収が441万なので、130万円程高い傾向にあるようです。
サーバーサイドエンジニアの将来性は高く、需要はかなりあるようです。
近年のWEB業界の進化はめまぐるしく、スマホやタブレットの普及によりさらに追い風となっております。
2015年にはgoogleの検索において「パソコン」よりも「スマホ」での検索数が上回り、フロントやサーバーサイド問わず需要が高まっています。
これからの時代の波風に乗れるのが、WEBエンジニアとしての醍醐味ですね。
サーバーサイドエンジニアのメリットとデメリット
デメリット
業界の変化スピードが速い
業界の変化スピードが速いので、常に勉強をしないとついていけなくなってしまう可能性があります。
その分勉強をしつつ常に自分を磨いていけば、それに応じて年収も年齢関係なく伸びていくので勉強が好きな人には最高の環境なのかもしれません。
残業が比較的おおめ
会社によるのですが、WEB制作会社の場合は比較的残業が多いです。
理由は複数のクライアントを抱えるのが当たり前で、短期間で開発を回す必要があるからです。
残業をしたくないのではあれば、事業会社(自社開発会社)に行くのがオススメです。こちらは残業が少ない所が多いです。残業無しの所もけっこうあります。
メリット
サーバーサイドエンジニアで使う言語は汎用性が高い
これはつぶしが効くという意味です。サーバーサイドエンジニアで扱う言語はPHPやRubyなどWEBサービスに特化している言語なので、身に着けた技術が変わりにくく、新しい言語を覚える必要がありません。
WEB業界で生きていくなら、サーバーサイドエンジニアとして働くのが良いかもしれません。
「コードが書けるエンジニア」として市場価値が上がる
サーバーサイドエンジニアはプログラミング力が重視されます。なぜならプログラミングが出来ないとシステムがまともに動かないからなんですね。
そのために嫌でも「コードが書けるエンジニア」として成長ができます。
コードが書けるとどうなるんでしょうか? エンジニアは実力主義の所が多いので
- 転職の際に給料を上げていくことが可能
- 会社で重宝される人材になり、役職が上がる
- フリーランスとして独立もできるし、副業も可能
このように、人生の選択肢が広がります。やはり「プログラミングが出来る」エンジニアというのはいつの時代でも強いです。
フリーランスとして活躍しやすい
これも先ほどお話しましたが、「コードが書けるエンジニア」になるとフリーランスとして独立もしやすいでしょう。
実際にクラウドソーシングというサービスでwordpressのカスタマイズや構築案件なのてのもあります。 あれはPHPを覚えれば依頼を受けることができます。
私も月10万ほど副業で稼いでます。
wordpress構築案件ですと、一件5~100万くらいまで幅広いです。
コロナ渦でのサーバーサイドエンジニアの需要 不況にも強い?
新型コロナウイルスの影響で、転職市場も大きく影響を受けています。オンライン面接の実施や、テレワークの増加などさまざまな施策が見られています。
では実際の転職活動においてITの分野はどうなっているのでしょうか?
結論からいうと、コロナが流行っているのに反してエンジニアの需要は増えていることです。
リクルートエージェントの調査によると、コロナ渦でも採用活動は活発とのことです。
コロナにより家で過ごす時間が多くなったことからインターネット技術の需要が増えているわけです。
これからの時代はテレワークにも対応できる職種が求められます。そんな不況の中でサーバーサイドエンジニアなどエンジニアは不況にこそ強い職業です。
最短で未経験からサーバーサイドエンジニアに転職する方法は?
未経験からなるには主に2つあります。
- 独学でポートフォリオを作り就活をする
- プログラミングスクールに通いながら、就活をする
主にこの2択になりますが、個人的には独学はおすすめしません。
なぜなら、独学で学んだ技術というのは、正しいやり方で学んでいなかった場合致命傷になるからです。
少なくとも、きちんと指導してくれる環境で学んだ方が100倍マシです。
プログラミングスクールに通う場合はこんなメリットがあります。
- 現役のエンジニアが現場に近い環境で指導してもらえる
- コードレビューにより圧倒的な成長率
- 独学では学べないチーム開発経験ができる
- 良い企業に就職できる可能性が高い
ざっとあげましたが、メリットの方がめちゃくちゃ多いです。
ではどんなプログラミングスクールが良いか。
WEB業界への転職が強く、サーバーサイドエンジニアに必要な言語を学べるスクールを厳選して紹介します。参考にしてください。
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