Python入門編~作れるアプリやサービス、メリットを紹介
Pythonを学ぶメリットって何?
どんなものが作れるんだろう。
こんな悩みを解決します。
Pythonは人工知能(AI)や機械学習を仕事にしたいという方におすすめの言語です。Pythonはみんなのスタンバイという年収ランキングで堂々の1位に選ばれました。
近年では自動車の自動運転や、ホテルやコンビニなどの受付ロボットが話題になりましたね。
これからAIの時代が到来すると言われている中で、最先端の技術を学べるのがPythonのメリットです。
そんなPythonの特徴や作れるアプリやサービス、メリットを解説していきます。
この記事を読み終える頃には、Pythonがどんな言語で何に向いているかがわかるはずですよ。
本記事でわかること
- プログラミングを学ぶ意味
- Pythonの将来性
- Pythonを学ぶメリット・デメリット
- Pythonで作れるアプリやサービス
- Pythonを効率よく学べる方法
プログラミングを学ぶべき理由って?
プログラミングを学ぶのはさまざまなメリットがあります。
- 論理的思考能力が身に付く。
- 安定した職業。単純に稼げる
- 手に職をつけることができる。
プログラマーは、何もない所からシステムを創り出します。身近なものだとテレビや冷蔵庫、電子レンジや自動車であったり・・・全てプログラムで動いているんです。
例えば、「あ、これめんどくさいなー」って思っている作業とかってありませんか?
それを自動化してくれたり、効率をあげてくれるサービスも作れます。
このようにいつの時代であっても(むしろこれからの時代)需要が無くならず、安定して稼げる職業になっています。
プログラミングを学ぶメリットについては以下の記事を参考にしてください。
→→→プログラミングを学習するメリットと大事なマインド3選をまとめてみた。
そもそもPythonってなによ?
pythonは1991年にオランダ人のグイド・ヴァンロッサムというプログラマーによって作られた「オープンソース」のプログラミング言語です。
オープンソースは誰でも使っていいよっていうことです。
Pythonは機械学習やAIに用いられるイメージが強いかもしれませんが、実際には用途は多様で、デスクトップアプリケーション、組み込み開発、Webアプリケーション、データ解析などに使われています。
Pythonの特徴としては初心者におすすめできるということです。
理由としては、コードの記述がシンプルで、誰か書いても同じようなコードになるくらい簡単です。これはチーム開発において特に役立ちます。読みやすいし、修正の手間が省けますから。
最近話題のAIなどに取り入れられていることから、高年収も期待でき、初心者には是非学んでほしい言語になっています。
Pythonのメリットやデメリット
デメリット
実行速度が遅い
Pythonはインタプリタ型の言語であるため、コンパイル型の言語よりも実行速度が遅いです。
特に遅いと言われるのはPythonが「動的型付き言語」であるからでしょう。
動的型付き言語は、データ型の宣言が不要でシンプルにコードを書くことができる反面、読み込みに時間がかかるというデメリットがあります。
インデントが必要
pythonは書き方が少し特殊です。必ずインデント(字下げ)を使用しなければなりません。
以下がJavaと比較した結果です。
Java
if (条件式) { ブロック内の処理1 ブロック内の処理2 }
Python
if 条件式: ブロック内の処理1 ブロック内の処理2
Pythonでは、()が不要になる分、字下げをしなければいけません。
記述はシンプルですが、最初は覚えるのに戸惑るかもしれません。
メリット
機械学習ができる
Pythonは人工知能を搭載したソフトウェアや、機械学習を用いたソフトウェア開発をするのに役立ちます。文法がシンプルなので、基本のプログラミング言語となっています。
統計処理や数値計算が得意
pythonは統計処理や数値計算が得意です。そのため、先述したAIや機械学習、ディープランニング、データ解析などの分野において活躍しています。
コードが読みやすい
pythonではコードが非常に読みやすく、わかりやすいです。
試しにC言語と比較してみましょう。
C言語
#include <stdio.h> int main(void) { printf("こんにちは\n"); return (0); }
python
print("Hello World")
もう一目瞭然です。
初心者に向いている
先述したように、文法がシンプルで理解しやすいので初心者向きの言語です。
プログラミングの最大の課題は「難しすぎて挫折すること」ですから。
実際に独学で学んだ8~9割の人は挫折をしています。
コンパイルが不要
プログラムを実行するのに、インタプリタ型とコンパイル型の2種類があります。
Pythonはインタプリタ型の言語であるため、手間がかかりません。
コンパイル型はすべてのプログラムが書き終わってから、実行するまでエラーが分からないので大量のエラーが出た場合修正が必要になります。
その点インタプリタ型というのは、一文ごとにコンパイルしていくので、すぐにエラーを発見できるという利点があるからです。
ライブラリが充実している
Pythonはライブラリが充実しています。
ライブラリというのは、よく使われる機能をまとめておいて再利用しやすくしたものになります。これによりプログラミングを学び始めた初心者の方でも簡単にコードを書くことが出来ます。
PythonはAIや機械学習のイメージが強いですが、ライブラリを用いることで、アプリ開発やゲーム開発などさまざまな用途に使うことができます。
Pythonの将来性や年収はなんと1位!?
Pythonの将来性は年々高まってきています。Googleが開発しているTensorFlowやAmazonのAWS LamdaもPythonが使用されています。
大企業が使用していることもあり、これからAIの発達によってさらなる成長が期待できるでしょう。
年収面に関しては大企業が積極的にPythonエンジニアを欲しがっていることもあり、比較的高めです。
筆者の調査では、平均年収は堂々の一位で651万です。(出典:みんなのスタンバイ)
その代わり求人数はやや少ないという印象を受けました。これからに期待でしょうか。
Pythonを学んでいる人、学んだ人の口コミ評判
一週間かかる作業が10分で出来る
初心者でも分かりやすく挫折しにくい
pythonはコード効率がとても良い
初心者向けにPythonで作れるアプリやサービスを8つ紹介します。
機械学習/人工知能(AI)
Pythonは人工知能やディープランニング、機械学習などのメイン技術として用いられています。
理由としては数値計算に強く、コンパイルも不要ですぐにテストをすることが出来るからです。
最近はAIで自動運転が開発されていますが、自動マリオカートも作れちゃいます。コードが公開されているので、興味がある人は参考にしてみてください。
WEBアプリ
Pythonで色々なWEBアプリが作られているのも有名な話です。
WEBアプリはインターネットに接続できれば、windowsやmaxなどOSが違っても動作するので、非常に便利なアプリです。
Pythonで作られているのは
- Youtube
- Dropbox
などが挙げられます。
デスクトップアプリ開発
デスクトップアプリというと、JavaやC̟̟++で使われているものが多いですが、pythonでも作る事ができます。
Pythonを使うメリットは早く開発ができる事です。
データ解析/分析アプリ
pythonで作られたデータ解析/分析アプリは色々あります。
具体例をあげると
- graph-tool(グラフ操作、統計解析)
- Jupyter(ツール)
- Numpy(データ操作、数値解析)
- Pandas(表形式のデータ処理)
- Scipy(科学計算・技術計算)
などが挙げられます。
ロボット制御
ロボット制御はJavaやC、C++などが使われることが多いのですが、一部においてPythonで使われる所もあります。
Pythonの場合、特に教育現場で使われていることが多く、レゴのマインドストリーム EV3もPythonを使ってロボット制御することができます。
IoTシステム開発
IoTとは、モノに通信技術を搭載して、インターネット通信をさせる技術のことです。
PythonもIoTの分野において活躍されていますね。PCや家電用品、据え置きゲームだったり用途はさまざま。有名な例ですと、Apple社が開発した「Apple watch」は腕時計ですが、スマートフォンと連携できるように改良されています。
文章作成における自動化
例えば、同じ文章を1000人に名前を変えて送りたい場合があります。
手入力するととても面倒な作業ですが、Pythonなら一瞬で終わらすことができます。凄いですよね。
ブロックチェーン開発
仮想通貨の代名詞であるビットコインに使われているブロックチェーンの技術もPythonで作られています。
筆者自身も仮想通貨に興味があり、ブロックチェーン技術の勉強の過程でPythonを勉強中ですが、他の言語と比べても「書きやすく、読みやすい」言語だなと感じています。
Pythonに向いている人はこんな人
まとめると、Pythonに向いている人はこんな人です
- プログラミング初心者の方
- 将来AIエンジニアを目指している方
Pythonを効率良く学ぶには?
勉強方法は独学か、プログラミングスクールに通うかの2択です。
効率良く学ぶためには、独学では難しいです。
筆者も独学でWEB系言語の習得には8か月ほどかかりました。
プログラミングスクールなら、最短1ヵ月で学習、就職が出来ます。
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