システムエンジニア(SE)とは?学ぶべき言語と高年収な理由を徹底解説

システムエンジニア(SE)とは?学ぶべき言語と高年収な理由を徹底解説

SEってどんな仕事をしてるの?
どうやったらSEになれる?
高収入って聞いてたけど、どれくらい稼げるのか知りたい。

こんな悩みを解決していきます。

システムエンジニアとは簡単にいうと、お客様のこんな商品を作りたいといった要望をヒアリングし、基本的な設計を行います。その後は実際にプログラムを組み、テストや品質チェックをし、完成後の保守管理など幅広い工程に携わるのが特徴です。今回はシステムエンジニアとはなにか、なぜ高年収なのかについて詳しく解説していきます。

プログラミングを学ぶべき理由って?

システムエンジニアとは

プログラミングを学ぶのはさまざまなメリットがあります。

  • 論理的思考能力が身に付く。
  • 安定した職業。単純に稼げる
  • 手に職をつけることができる。


プログラマーは、何もない所からシステムを創り出します。身近なものだとテレビや冷蔵庫、電子レンジや自動車であったり・・・全てプログラムで動いているんです。

例えば、「あ、これめんどくさいなー」って思っている作業とかってありませんか?
それを自動化してくれたり、効率をあげてくれるサービスも作れます。
このようにいつの時代であっても(むしろこれからの時代)需要が無くならず、安定して稼げる職業になっています。

プログラミングを学ぶメリットについては以下の記事を参考にしてください。

→→→プログラミングを学習するメリットと大事なマインド3選をまとめてみた。

システムエンジニア(SE)って?

システムエンジニアとは

世間ではシステムエンジニア=プログラマーのイメージがありますが、若干違います。
IT業界の仕事の工程として、下流工程と上流工程があります。

上流工程はシステムの開発・設計において初期の段階のことです。具体的な内容は、「要件定義」「機能定義」「構成管理」「計画立案」に分けられています。

要件定義でクライアントの希望をヒアリングし、機能定義で具体的な機能を決定します。構成管理では定義した機能を提供できるシステム構成を管理し、最終的な納品までのスケジュールを決める役割として「計画立案」に分けられています。

対して下流工程では、実際にプログラミングをしたり、きちんと動くかどうかのテストなどが含まれています。

分かりやすくいえば、カレーライスを作る時に美味しいカレーにするためにはどうすればいいのかを考えて、最適な具材を用意するのが上流工程で、実際にカレーを作ったり味見して味直しをするのが下流工程といった所です。

システムエンジニアは主に上流工程を担当するので、プログラミング以外にもさまざまなやり取りが発生するのが特徴です。

なぜシステムエンジニアは高年収なのか?

システムエンジニアとは




システムエンジニアが高年収な理由は「上流工程」を担当するからでしょう。

IT業界では多重下請け構造というものが存在しており、元請け企業(クライアントに近い企業)が上流工程を担当するのが一般的です。


実際に元請け企業の平均年収を調べてみました。

企業名平均年収
NEC798万円
日立製作所894万円
NTTデータ828万円
日本IBM942万円
出典:https://career-picks.com/


めちゃくちゃ高いですよね。一般的には元請けに近いほど、残業が少ない 待遇が良いなどホワイトな企業が多いと聞きます。
システムエンジニアを目指すならできるだけ元請けに近い企業を選択しましょう。

システムエンジニア(SE)のメリットデメリット

システムエンジニアとは

デメリット

システムエンジニアとは

幅広い業務に携わる必要がある


システムエンジニアは、プログラミングをするだけではなく、クライアントとのやり取りから設計、メンバー間の情報共有などさまざまな業務が発生します。

特にクライアントとのやり取りは営業職並みのコミュニケーション能力が求められます。
逆をいえばコミュニケーションが苦手なエンジニアの方も多いなか、そういった能力をつけられれば一気に市場価値を上げることができますよ。

プレッシャーが辛い

システムエンジニアは常に納期や成果といったプレッシャーに追われます。

システムエンジニアは主に上流工程を担当しますが、上流工程で失敗すれば下流工程でいくら頑張ってもプロジェクトが失敗する可能性が高いです。

なぜなら、クライアントの意図に沿わないと満足してもらえないからです。そのためクライアントとしっかりコミュニケーションを取る必要があり、失敗は許されない仕事です。
その分完成した時の喜びは大きく、クライアントから感謝されるのをやりがいに感じているSEの方も多いそうです。

メリット

システムエンジニアとは

SEはソフト系・ハード系ともに高年収である

システムエンジニアとは


システムエンジニアはプログラミングだけではなく、様々な能力を必要とするため高待遇であるケースが多いです。

転職サイトのリクナビNEXTの調査によると、以下の通りでした。

ソフト系SE

金融・保険系744万
外資系Sler689万
コンサルティングファーム689万
総合電機メーカー660万

ハード系SE

金融・保険系790万
専門コンサル系700万
医薬品・化粧品メーカー623万


ソフト系・ハード系ともに金融・保険系がトップでした。

SEはさまざまなスキルを身に着けられる。

システムエンジニアとは


SEはプログラミングのスキル以外にもさまざまな技術を身に着けられます。
具体的には

  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル

です。詳しく見ていきましょう。

コミュニケーションスキル

クライアントとやり取りをする際、相手はシステムに詳しくないことが多いです。

素人同然の人に対して、かみ砕いて説明する必要があります。
また、システムを導入することによってどんなメリットがあるのかをわかりやすく伝えなければなりません。それによってコミュニケーションスキルやプレゼン能力が身に付きます。

マネジメントスキル

クライアントとの話がまとまったら、プログラマーやテスターの人達と情報を共有しなければなりません。この人達に指示をするのもシステムエンジニアの役割になります。そうすると、メンバーをマネジメントする能力が着くでしょう。

フリーランスとして活躍もしやすい

SEはさまざまなスキルを身に着けられることから、独立しやすいです。
エンジニアとして活動してきた際の人脈を活かして独立するでもいいし、
仕事のコネがない人は「midworks」のようなエージェントを通して仕事を引き受けるでもokです。

特にmodworksはフリーランスとしての高い年収を受け取れ、正社員並みの保証を受けられることで有名です。詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しています。

→→→Midworks(ミッドワークス)に取材して得た口コミ評判の裏側とは?

システムエンジニアに必要な言語は?

システムエンジニアとは


現役エンジニアである私がおすすめするのは、「Java」になります。

理由は以下です。

  • 法人向けシステムなど大規模案件ではJavaを使っていることが多い
  • システムエンジニアは大企業に所属する人が多い
  • Javaを習得することで他のプログラミング言語も楽に習得可能

Javaとは?

Java



Javaはオブジェクト指向採用型のプログラミング言語です。Javaは求人数No1の人気言語で、習得出来れば一生安定的な生活を送る事ができます。
特徴としては

  • OSに依存せずどんな環境でも動く
  • 高い安定性を持ち開発効率が高い
  • ライブラリが豊富である

などがあります。

詳しくは以下の記事で解説しています!
→→→【入門編】Javaで何ができる? 作れるアプリやサービス、メリットを紹介

法人向けシステムなど大規模案件ではJavaを使っていることが多い

システムエンジニアとは


システムエンジニアが開発するシステムは一人ではできないような、大規模なシステムを開発する案件が多いです。

例をあげると、銀行、証券会社、公社・団体・官公庁などで使われるシステムが多いです。

Javaが法人向けのシステムに採用される理由は以下です。

  • OSに依存しない
  • 処理速度が速い
  • セキュリティが強い
  • 高い安定性を持つ

法人向けシステムで採用されるのは、このような理由があるからなんですね。

システムエンジニアは大企業に所属する人が多い

システムエンジニアとは

システムエンジニアは大企業に所属する人が多いです。なぜなら、大規模なシステムを集めるにはそれだけの人員が必要だからです。
多くの場合、協力会社(パートナーとも呼びます)から何人か連れてきて一緒に開発することがおおいです。派遣とかで頻繁に募集されているのが良い例です。

そして大企業に向いている言語と言えば、Javaなわけで親和性が非常に高いです。

Javaを習得することで他のプログラミング言語も楽に習得可能

システムエンジニアとは

システムエンジニアとして、ひとつのプログラミング言語だけで食っていくということは厳しいです。

何故なら、IT業界は常に進化し続けており、いままで使っていたプログラミング言語が通用しなくなる可能性もあります。
また、プロジェクト毎に使用する言語も変わる可能性があるので、ひとつの言語に依存するのはオススメはしません。

Javaはオブジェクト指向や静的型付け言語ということもあり、習得までに時間がかかりますが、その分プログラミングの基礎を十分に身に着けることができます。

初めて学ぶ言語として、これからがっつりプログラミングで稼ぐぞという方にはJavaをオススメします。

システムエンジニアを最短1ヵ月で目指すための方法とは?

システムエンジニアとは

プログラミングの学習には「独学」か「プログラミングスクール」に通学するかの2択です。

システムエンジニアを最短1ヵ月で目指すには、プログラミングスクールに通い実践的な講義を学ぶのが良いです。

スクールでは、現役のエンジニアが講師をしているので独学では比べ物にならないスピードで成長できるでしょう。

実際に私もプログラミングスクールに通いながら、Javaのスキルを身に着け、東証一部のエンジニアとして就職することが出来ました。