テクフリ(テックキャリアフリーランス)の評判は最悪?【SEが解説】

こんな悩みを解決します。

テクフリを使用して、フリーランスエンジニアになろうと考えている方、新たな事に挑戦しようとするその心意気、素晴らしいですね。

テクフリは、高単価で仕事がもらえるフリーランスエージェントで、なんとマージン率10％を実現しています。

通常のフリーランスエージェントは10~30%くらい取られるのが当たり前なので、かなり低い数値であることがわかります。

今回は、テクフリの評判や特徴・メリット・デメリット・利用する際の注意点などをまとめました。

また合わせて、未経験からテクフリを通してフリーランスエンジニアを目指している人にも必見の内容となっています。

テクフリ(テックキャリアフリーランス)の特徴

テクフリは、株式会社アイデンティティーが運営しているWeb系フリーランス専門のエージェントです。

Web業界で働いて、フリーランスとして独立したいと考えている方に向いているエージェントです。

テクフリの特徴は以下のとおり。

• マージン率が10％と高単価案件が多い
• 特にサーバーサイドエンジニアの案件が多い
• 確定申告無料やベネフィットワン、フリーランス協会加入など福利厚生が手厚い
• 仕事の契約更新率が90％と安定的な仕事の受注が可能

SE目線でいうと、マージン率が圧倒的に低いのが特徴ですね。

フリーランスエージェントの平均マージン率は10~30%と幅広いですが、仮に30％とした場合、年収700万の人は900万まであがることになります。

収入を重視したい人にはおすすめのエージェントではないでしょうか。

テクフリに登録したらどうなるの?

テクフリに登録したら、専門のアドバイザーの方が、案件の提案・企業との面談の調整・単価交渉まで全て一貫してやってもらえます。

あなたは、面談を受けに行くだけでokです。 特に、契約成立後の単価交渉は非常にメンドクサイので、代わりに交渉してくれるのはありがたいですよね。

ちなみに、個人で交渉するより企業と挟んで交渉した方が痰かは上がりやすいですよ。

なぜなら、企業と個人の力関係があるから。

どうしても、個人の場合は信用性も低いですし、単価を上げてもらえないことも多いです。

間に企業を挟むことで、単価を上げてもらえる機会も増えます。

テクフリ(テックキャリアフリーランス)の悪い評判・口コミ

特に悪い評判は見当たりませんでした。

テクフリ(テックキャリアフリーランス)は良い評判が多かったので、優良なエージェントということになりますね。

テクフリ(テックキャリアフリーランス)の良い評判・口コミ

テクフリ(テックキャリアフリーランス)の良い評判・口コミは以下の通りです。

テクフリを利用して良かった

テックキャリアを利用して、SEの仕事が決まった

テクフリの平均単価は60~69万円と高め

テクフリは案件の幅が広く、営業マンが若い

テクフリ(テックキャリアフリーランス)の評判・口コミから分かるデメリット

テクフリ(テックキャリアフリーランス)の評判・口コミから分かるデメリットをご紹介します。

地方の案件がない

テクフリはWeb系の案件が多いので、基本的に就業場所が都内近郊になります。

そのため、地方には案件がありません。

そのため、地方で働きたい人は業界最大手のレバテックフリーランスが良いです。

レバテックフリーランスは、求人数も7800社以上と業界トップクラスで、大阪や愛知・福岡など地方にも多数案件があります。

未経験は案件が取れない可能性も

テクフリはエンジニア未経験の場合、案件が取れない可能性もあります。

未経験者向け案件はあるにはあるのですが、基本的にはフリーランスというのは「即戦力」が求められるため仕事を受注するのは難しいです。

実務経験でいうと、1年以上は最低欲しいかなといった感じです。

逆を言えば、1年実務経験があればフリーランスエンジニアとして独立も可能ということですね。

はじめはプログラミングスクールに通って、正社員就職するのがおすすめです。
後半部分で詳しく解説します。

在宅やフルリモートの案件が少ない

テクフリは在宅やフルリモートの案件が少ないです。

どちらかというと、週5日フルタイムの常駐案件がメインですね。フルタイムなので、ぶっちゃけ一般のサラリーマンと変わらないです。

フリーランスエンジニアとして活躍したいなら、時間や場所に捉われない自由な働き方をしたいですよね。

テクフリが在宅やフルリモートの案件に対応していないのは、ちょっと残念ですね。

テクフリ(テックキャリアフリーランス)の評判・口コミから分かるメリット

テクフリ(テックキャリアフリーランス)の評判・口コミから分かるメリットをご紹介します。

マージン率10％と低く、高単価な案件が多い

テクフリは、直請け案件が98％を占めているので、マージン率が10％と高単価をキープしているんですね。

直請けとは、企業から直接案件を紹介されていることですね。

皆さんは2次請け、3次請けまたは孫請けという言葉は聞いたことがないでしょうか?

簡単にいうと、間に会社が何社も入っているので貰える報酬も減ってしまうんですね。

つまり、直請け案件が私たちにとって一番稼げる案件なわけです。

福利厚生が手厚い

テクフリを利用するとさまざまな福利厚生がついてきます。

具体的な福利厚生は以下の通り。

• 毎月のアンケートに答えるだけでAmazonポイントが1000円分付与
• 確定申告無料※6ヶ月以上稼働
• 福利厚生 ベネフィットワン加入
• フリーランス協会無料加入
• 自社アプリ techcareer passportで就業後もサポート
• 他社さまからの乗り換えで成約後3万円キャッシュバック

特にフリーランス協会加入と確定申告が無料になるのは良いですね。

フリーランスは、会社に属している正社員と違い情報漏洩や納品にバグが生じた場合、クライアントに賠償金を支払わなければならないケースもあります。

上記のケースにおいて、フリーランス協会に所属していれば賠償金を保証してくれるというものです。

また、面倒な確定申告も代行サービスを無料で利用することができるので、無駄な業務を減らすことができます。

契約更新率90％と、仕事が途切れる心配が少ない

契約更新率は、ユーザー満足度に繋がっています。

契約更新率が高いということは、他社のエージェントに乗り換えないで、テクフリに満足しているということですね。

テクフリは案件の紹介、企業との面談の日程調整や単価交渉、さらには就業後のフォローまで行ってくれます。

エージェントはベテラン揃いなので、普段の業務以外のことを全て任せられるのは大きなメリットですね。

独自のAIアルゴリズムにより、最適な案件を提案

テクフリは、ベテランコーディネーターとAIアルゴリズムを活用して、あなたに最適な案件を提案します。

テクフリに登録後、アンケートを実施して、結果からあなたの前職の『人間関係』『給料』『働きやすさ』などのデータを集めてビックデータ化。

ビックデータを元に、あなたに最適な案件を提案します。AIが提案するので、コンマ秒で分析が終わります。

最終的には、本当に最適な案件なのかをコーディネーターが判断して、提案するといった流れになっています。

上記から、登録から案件の参画までスピーディーなやり取りが可能になります。

テクフリ(テックキャリアフリーランス)を利用する前の注意点4つ

テクフリ(テックキャリアフリーランス)を利用する前の注意点3つ解説します。

本項も読むことで、案件を取得される際に、ミスマッチを防ぐことができますよ。

希望する収入はきちんと伝える

まずははっきりと希望する収入はきちんと伝えるようにしましょう。

気持ちとしては強気で、2~3割くらい高めに提示するのが良いかもしれません。

単価というのは交渉力×技術力で決まります。

極端な話、技術力が高くても、交渉力が弱ければ宝の持ち腐れです。

例えば、50万の単価を希望すれば、60~65万くらいで希望を出すようにしましょう。

フリーランスエンジニアは強気で交渉するのが吉です。

コーディネーターとの相性が悪ければ変更を申し出る

コーディネーターも人ですから、相性が悪い人も出てくると思います。

相性が悪い人に仕事を紹介してもらっても、上手く行かないケースが多いですから、思い切って変更を申し出ましょう。

案外すんなり対応してもらえるケースも多いですよ。

不満を抱えて、ずっと仕事が見つからないといったトラブルに陥る前に、相性の良いコーディネーターが見つけることを最優先しましょう。

エンド直案件を獲得するのが難しい

エンド直案件の場合、仕事の難易度が増す傾向にあります。

ここでいう、エンド直案件は、1次請けのことを指します。

エンド直案件は、新規案件が多く、技術に対するノウハウが蓄積されていないことが多く難易度が高いです。

そのため、運良くエンド直案件を取れても、仕事のレベルが高すぎて挫折してしまう可能性があります。

スキルアップのためと思ってエンド直案件を取るなら良いですが、ただ単に単価が高いからという理由で取ってしまうと、痛い目を見るかもしれません。

元請け直案件は分業制になりがちのため、スキルアップの機会に乏しい場合も

元請け直案件の場合、大きなプロジェクトだと分業制になってしまうことが多く、スキルアップの機会に恵まれないケースもあります。

ここでいう、元請け直案件は、2次請けのことを指します。

例えば、プログラミングが出来ずに仕様書を書くだけだったり、テストだけといったパターンもあります。

元請け直案件も単価が高い傾向ですが、仕事を受ける前にどの部分を担当するのか、よく確認しておきましょう。

テクフリ(テックキャリアフリーランス)と他のフリーランスエージェントと比較してみた

テクフリ(テックキャリアフリーランス)と業界最大手のレバテックフリーランスのサービス内容などを比較してみました。

テクフリに向いている方は、Web系に興味のある方、福利厚生を重視したい方になりますね。

レバテックフリーランスに向いている方は、地方で仕事をしたい方、求人数の多さを重視している方になります。対応しているエリアが全国対応ということで、幅広い案件数を所有しているのが特徴です。

テクフリ(テックキャリアフリーランス)のよくある質問・Q＆A

テクフリ(テックキャリアフリーランス)のよくある質問・Q＆Aをまとめました。

カウンセリングの方法は何がありますか?

テクフリでは、

• お電話でのカウンセリング
• フォームでのカウンセリング
• 対面でのカウンセリング

上記3パターンがあります。

フリーランスで初めて仕事をするという方は、対面でのカウンセリングをおすすめします。スキルシートの添削や作成もお手伝い致します。

利用料金はかかりますか？

テクフリの利用料金は一切かかりません。登録、案件の閲覧、話を聞くから参画まですべてのサービスを無料でご利用いただけます

カウンセリングから案件の参画までどれくらいかかりますか?

個人によるので、一概には言えませんが、早い人で2週間足らずで決まる場合もあります。

一般的な採用試験と違って、基本的に面談は1回で済みますし、スピーディーな流れで進むことが可能です。

テクフリ(テックキャリアフリーランス)の登録から実際の案件参画までの流れ

テクフリ(テックキャリアフリーランス)の登録から実際の案件紹介までの流れはこのような感じになります。

かなりのスピード感で進んでいくので、案件を早く決めたい人にはおすすめです。

登録

テクフリ公式サイトにアクセスをして登録をします。

基本的に登録後、3営業日以内に返事がきますが、営業日であれば即日に来ることも多いです。

スピード感がとても速いので、事前にコーディネーターとどんなことを話すのか決めておくのが良いですよ。

希望条件をヒアリング

実際に、あなたの希望条件を細かくヒアリングします。

聞かれる内容としては以下の通り。

• 今までどんな経験をしてきたか
• これからどんな事をやってみたいか
• 希望単価について
• 希望勤務地について

大まかに分けると、上記になります。

特に希望単価に関しては、自分の本来の希望より1~2割高めに設定しておくと良いですよ。

エージェントが単価交渉の際に、希望単価をもとに交渉するので上手くいけば、本来の希望額より高い金額でオファーが出るかもしれません。

案件紹介

続いてテクフリの独自のAIアルゴリズムや、エージェントとのカウンセリングの内容を踏まえて、案件を紹介してもらえます。

企業との面談

企業との面談の前に、コーディネーターと模擬面談を実施するケースもあります。

自己PRや伝え方について改善点があれば教えてくれるので、面接に不満のある方は是非利用しましょう。

案件に参画

企業との面談で無事オファーが出たら、実際に案件に参画できます。

早い人でここまで、2週間くらいです。 凄いスピーディーですよね。

未経験からテクフリは利用できないので別の方法でエンジニアになろう

テクフリは、実務未経験の人は利用することができません。

そのため、まずは実務経験を積んでから、フリーランスエンジニアとしてキャリアをスタートさせるのがおすすめです。

おすすめの方法は2点あります。

転職エージェントを利用して正社員就職する

まずは、転職エージェントを利用して、正社員就職を目指すというものです。

転職エージェントを利用するメリットは以下の通り。

• 完全無料で受けられる
• 面接対策や履歴書添削サービスを受けられて、就活に有利になる
• 非公開求人に応募できる

転職エージェントは、プログラミングスキルは最低限あって(独学でも可)、就職先だけ紹介して欲しいという方におすすめです。

おすすめの転職エージェントは以下の3社のみです。

プログラミングスクールに通う

プログラミング完全未経験の方は、プログラミングスクールに通って、スキルを身に着けてから就職するのがベストです。

プログラミングスクールに通うメリットは以下の通り。

• プログラミングを学習できて、就職支援も受けられる
• プログラミングスキルを身に着けられるので、即戦力として内定を得やすい
• 受講生同士の横の繋がりもできる

プログラミングスクールは、場合によってはお金がかかるものもあり、自分の予算に合わせて決めるのがおすすめです。

筆者がおすすめするプログラミングスクールは2社です。

• ポテパンキャンプ
• 侍エンジニア塾

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【無料】Rubyエンジニアになるなら、ポテパンキャンプ

WEB系企業に行きたい、Rubyエンジニアを目指すならポテパンキャンプがオススメです。

ポテパンキャンプは以下の魅力があります。

• 完全無料(規定あり)
• 人気のRubyエンジニア養成校はココだけ
• 質の高い企業へ就職できる
• チーム開発を経験できる
• オンライン完結のスクールで、全国どこでも受講可能
• 未経験者が9割ならではの安心指導

ポテパンキャンプの選抜コースに入り、就職すれば受講が無料になります。

いままで選抜コースには選考があったのですが、2020年8月現在は選考がなくなり、誰でも受講が可能になっています。

規約が変わるかもしれないので、お早めに受講するのが良いですよ。ポテパンキャンプの無料相談はこちらポテパンキャンプの評判記事はこちら

【無料】マンツーマンレッスンが売りの侍エンジニア塾

侍エンジニア塾の特徴は

• マンツーマンレッスンが受けられる
• カリキュラムは個人に合わせた完全オーダーメイド
• オンライン完結のスクールで、全国どこでも受講可能
• 最短4週間でプロのエンジニアへ
• フリーランス用のコースもあり

などです。

個人を重視したサポートが手厚いので、プログラミング完全未経験の方はこちらをおすすめします。侍エンジニア塾の無料相談はこちら侍エンジニア塾の詳細記事はこちら

評判・口コミから分かるテクフリ(テックキャリアフリーランス)に向いている人は?

テクフリ(テックキャリアフリーランス)に向いている人は以下のとおり。

• マージン率が低く、中抜き(搾取)されたくない人
• Web系の仕事に関する案件を受注したい人
• 都内近郊で仕事をしたい人

でした。