侍エンジニア塾が炎上から劇的に良くなっていた件について

侍エンジニア塾が炎上から劇的に良くなっていた件について

侍エンジニア塾の炎上問題ってなに?
侍エンジニア塾が炎上してから、何が変わったの?


こんな疑問にお答えしますね。

本記事の信憑性


侍エンジニア塾が気になっているあなた。

侍エンジニア塾は一時期Yahoo!ニュースにも載ったことがあり、かなり話題になりましたね。

侍エンジニア塾で検索すると、けっこう悪い噂が出てくると思います。

今回は、侍エンジニア塾が何故炎上したのか、炎上してからどう変わったのかを詳しく記事にしてみました。

結論からいうと、

侍エンジニア塾は昔は色々やばかったけど、現在ではかなりまともになった

でした。

本記事を読むことで、侍エンジニア塾がどのように変化していったのかがわかりますよ。

それでは、次の順番で進めていきます。

 本記事でわかること

  • 侍エンジニア塾が炎上した8つの原因
  • 侍エンジニア塾が炎上してから改善・改革した12つのこと
  • 侍エンジニア塾が炎上して、全面的に見直されてからの評判はどう?
目次

侍エンジニア塾が炎上した8つの原因

炎上


これから受講されるあなたには、侍エンジニア塾が何故炎上したのか気になっている方も多いはず。

できれば、受講前に不安な点を取り除いておきたいですよね。

主な原因は以下の8つです。

  • LPが景品表示法への抵触疑惑で炎上
  • 受講料を返金してくれない問題で炎上
  • 謝罪文が明らかに不適切で炎上
  • SEOが強すぎる割に、記事の質が悪く炎上
  • Qiitaのサンプルコードがひどすぎて炎上
  • サービスの質が低いとTwitterで炎上
  • 炎上中に社員総会で弾けてしまい、さらに炎上
  • DMCA申請がバレて炎上

それぞれ詳しく解説します。

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LPが景品表示法への抵触疑惑で炎上

炎上の発端は2018年10月12日に起きた事件でした。

簡潔に説明すると、

10万円の入塾金が無料になるというキャンペーンで『〇月〇日までに入校した方限定』と謳っていた。

実は、裏で閲覧日から7日後の期限になるように、プログラムが組み込まれていた

景品表示法の疑いで炎上

上記の通りですね。

消費者庁の景品表示法によると、以下のような表記にする必要があったようです。

  • 今回の例→『〇月〇日までに入校した方限定』で入塾金が無料
  • 正しい例→入塾金 無料

これはさすがにヤバいなって思いました。

受講料を返金してくれない問題で炎上

上記の景品表示法への抵触疑惑で炎上した問題について、受講料が返金されない・・という問題がTwitter上で話題になりました。


受講途中に解約をしようとしても、返金申請が通らないので中には弁護士への相談をしたという方も。


当時の契約書は受講生に不利な内容で、なかなか返金してくれない内容になっていた・・・らしいです。

謝罪文が明らかに不適切で炎上

後日、侍エンジニア塾から謝罪文が出されたのですが、この謝罪文の内容でさらに炎上した模様です。

出典:弊社サイト内表記に関するお詫びとお知らせ

簡潔に説明すると、いつ誰がみても7日後までの日付が表示されるプログラムを組んでいたのですが、謝罪文の内容は『誤表記でした。ごめんなさい』だったんですね。

正直言ってしまえば、Javascriptで動かしていたのに、誤表記も何もあるかといった感じで・・・(笑)

当然のごとく、Twitterでは素直に景品表示法違反を認めろとの声が多数上がりました。

SEOが強すぎる割に、記事の質が悪く炎上

侍エンジニア塾といえば、Googleから信頼を受けていて、SEOが強いんですよね。

それは全然良いんですけど、問題は記事の内容が薄かったり、間違っていたりして質が悪いとのこと。

Googleユーザーは、検索上位に挙がってる記事をメインにクリックするので、邪魔すぎる・検索に表示しないで欲しいという声が殺到していました。

個人的には、侍エンジニア塾の記事は初心者には分かりやすい記事だと思っていたんですが、現役のエンジニアやある程度プログラミングの勉強をされている方からは不評のようですね・・・。

Qiitaのサンプルコードがひどすぎて炎上

QiitaのC言語に関するサンプルコードがひどいと話題になりました。

侍エンジニア塾のC言語のサンプルがヤバすぎる。

Qiitaとは、プログラマー・システムエンジニアなどのIT業界で重宝されている技術提供SNSのこと。

プロのプログラマーが教えているはずなのに、サンプルコードがひどすぎない!?ということで炎上しました。


個人的には、コードレビューしないでそのまま記事に出しているということは、記事を書く人・チェックする人両方に問題があるので今までの記事の信憑性がかなり揺らいでくるんじゃないかなと。

現在では、改善されているみたいなので、少しほっとしました。

サービスの質が低いとTwitterで炎上

LPが景品表示法への抵触疑惑で炎上してから、次々と侍エンジニア塾の悪評が出てきました。


もう辞めて!! 侍エンジニア塾のライフはゼロよ・・!

誰かが言い出しそうなくらい悲惨な状況だったみたいですね・・。

炎上中に社員総会で弾けてしまい、さらに炎上

実は炎上中に、社員総会で弾けている記事がアップされました。

社員同士で楽しそうにしている写真は別に悪くはないんですよ。

しかし、炎上中に記事をアップしている=反省していないという風に受け取る方が圧倒的に多数だと思うので、やらかしちゃったなというのが私の感想です。

DMCA申請がバレて炎上

これらの炎上により、ネットに侍エンジニアじゅまの批判記事がたくさん書き込まれました。

これらに対応するために侍エンジニア塾が取ったのは、GoogleにDMCA申請という手段。

Google では、デジタル ミレニアム著作権法(原文はアメリカ合衆国著作権局ウェブサイト http://www.copyright.gov を参照)およびその他の適用される知的財産法に基づく著作権侵害の申し立てに対して、適切な対応をとることをポリシーとしています。Google による対応としては、権利侵害行為の対象であるとの申し立てを受けた著作物を削除するかアクセス不可能にする、登録ユーザーへのサービスを停止するなどがあります。

著作権侵害の報告: ウェブ検索


ようするに、批判記事を削除するために、Googleに削除してもらうよう申請を行ったというわけですね。

その結果が以下のとおり。


これに対して、侍エンジニア塾側が謝罪文を出しています。

DMCA申請に関するお詫びとお知らせ


個人的には、きちんと謝罪文を出す+DMCA申請取り下げをしているので誠意のある対応なんじゃないかなと。

それでも、事実を隠蔽しようと逆SEOのようなことをした行為はいけないことですよね。


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侍エンジニア塾が炎上してから改善・改革した12つのこと

出典:株式会社侍が7つのバリューを策定 およびこれまで1年の取り組みについてのご報告


炎上事件から約1年後、侍エンジニア塾は今後の取り組みについての声明を発表しました。

内容としては、『過去の不祥事に関しては深くお詫びいたします。1年間かけて改善・改革した点をご報告します』というものでした。

具体的にどのあたりが変わったのか、お話しますね。



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夢見ホールディングスにグループ入り

夢見ホールディングス
出典:夢見ホールディングス


炎上後、会社で最も目立った動きとしては、夢見ホールディングスにグループインしたことです。

侍エンジニア塾が改善するにしても、資本が必要ですからね。

夢見ホールディングスは、東証ジャスダックに上場している企業で正社員として、さまざまな企業に派遣をするいわゆる『SES』事業をやってたりします。

侍エンジニア塾としては、資本の拡大とともに、夢見ホールディングスグループの関係する就職先の確保などの狙いもあったようです。

参考資料:https://corp.sejuku.net/news

就職先は夢見ホールディングスのグループ企業が多いの?

夢見ホールディングスのグループ入りしたということは、就職先はほぼ夢見ホールディングスのグループ企業が多いのではないかという疑問があるかと思います。

結論からいうと、全く心配する必要はありません。

なぜなら、侍エンジニア塾の就職先が2000社以上だから。

もちろん中にはグループ企業もありますが、その他の選択肢の方が圧倒的に多いので心配する必要はないですよ。

景品表示法の抵触への対応

入塾料表記について

法務チェックの徹底はもちろんのこと、全社員を対象とした景品表示に関する研修の実施など、コンプライアンス遵守においても社員の意識を高める改革を行っております。

株式会社侍が7つのバリューを策定 およびこれまで1年の取り組みについてのご報告

社員に対する景品表示に関する研修の実施のほか、専任の弁護士も雇い、法務体制をしっかり整えることにしたとのこと。

これまでの法務体制がずさんであったことから、これからしっかり力を入れていくようです。

講師の決定までの時間を大幅に削減→平均3日でのインストラクターアサイン

多くのお客様にご興味を持っていただき受講生が急増した時期におきましてインストラクターのアサインが2〜3週間かかってしまった時期がございました。

学習意欲の高い受講生に対して、2〜3週間は非常に長い期間であり、大変ご迷惑をおかけいたしました。

現在では、300名以上いるインストラクターの中から、最適なインストラクターをアサインするアサイナーを増員し、業務効率化のための専門システムも開発。現在では平均3日でのインストラクターアサインを実施しています


Twitterでも話題になっていましたが、講師が決まるのが遅すぎる問題について回答がありました。

いままでは、2週間から3週間ほど講師の決定までにかかることがザラにありました。

現在では、3日どころか1日足らずで決まることがあり、かなり改善しましたね。

講師がもし自分と合わなかった場合は変更できるの?

結論からいえば、可能です。

侍エンジニア塾では『ベストマッチング保証』というものがあり、どうしても講師と相性が合わない場合は変更してもらうことができます。

その場合も、2~3日と短い期間でアサインが可能とのこと。

インストラクター採用基準の厳格化

質の良いインストラクターの採用することが、お客様の満足に直結すると考えています。

元予備校教師、家庭教師など、教育に従事していた現役エンジニアの採用に力をいれています。

採用倍率は1年前と比べ3倍となっています。

いままでは、エンジニア経験があれば採用としていたのですが、今では何らの教育に従事していた人のみの採用となっています。

つまりエンジニアの経験はあるけど、教えることが得意ではない人はお呼びではないよということ。

この採用基準にしてからは、以前より倍率が3倍になり厳しくなったようですね。

たしかに、初心者に教えるのは、教育経験者ではないと難しい面もあるのかもしれませんね。

全インストラクターへの教育を徹底

優秀なエンジニアが優秀なインストラクターではないという考えのもと、コーチング力を向上させる教育を全インストラクターへ実施しています。


インストラクターとして入社してからも、コーチング力を向上させる教育を強化しているようです。具体的には

  • インストラクター向けの教育
  • インストラクター向けのe-Learningの導入
  • 顧客満足度が高いインストラクターによる、個別面談・模擬レッスン
  • 社員の交流会イベントの実施

などが挙げられています。

インストラクターへのメンター制度の導入

インストラクターのインストラクターとなるメンターを導入し、メンターからインストラクターへ直接指導を行っています。

新任インストラクターは、初レッスンが行われるまでに必ず、このメンターたちと面談を行うようにし、これにより、新任インストラクターのお客様からの評価が非常に高い結果となっています。


インストラクターを教えるインストラクター(メンター)制度を導入しました。

内容は新入社員のOJT研修のように、先輩インストラクターがきちんと指導を行うため、未経験からでも安心して業務に取り組むことができますね。

顧客満足度を測るNPS(ネットプロモータスコア)の導入

お客様の満足度を測る指標としてNPSを導入しています。

受講終了時のアンケートとして盛り込み、独自のインストラクターNPSは+50となっており、非常に高い数値を記録しています。


受講終了後のアンケートを取ることで、客観的かつ公正的に改善点を見つけ出すことができます。

原因を追及し、改善を繰り返すPDCAを上手く回しているので、インストラクターNPSは+50という高い結果に繋がっているのですね。

お客様からの問い合わせに対する迅速な対応

これまでお客様からのお問い合わせに対して、レスポンスが遅れてしまうことがあり、お客様にご心配・ご迷惑をおかけしてしまうことがございました。

現在は、CS対応の人材を9倍に増員し、迅速にお返事をお返しできる体制を整えています。


お客様の対応のレスポンスを上げるために、CS専任の社員や業務委託者の採用に注力し、人材を9倍に増やしています。 

現在では、外部業者とも提携しながら、レスポンス改善に取り組んでいます。

受講生へのLINE@コーチング スタート

これまでインストラクターアサイン後、学習の進捗などはサポートチームとしてインストラクターに確認することしかできませんでしたが、LINE@での直接サポートチームと受講生が学習進捗に関してコミュニケーションがはかれるようになりました。

これにより毎日の学習報告をサポートチームがコーチングすることで、受講生の学習に関するコミットメントが高まっています。


受講生のサポートを、インストラクターを介さずに直接サポートチームが見れるようになり、より手厚いサポートが提供できるようになったということですね。

ブログ記事の全記事の見直し・改修

約8ヶ月間に渡り、弊社「侍エンジニア塾ブログ」で掲載されてる4000記事の再校閲を行いました。

具体的に行った校閲内容としては「サンプルコード」「情報の正確性」「著作権の遵守」などになります。


問題になっていたC言語のサンプルコードを含めた、さまざまな記事の見直しを行ったようですね。

正直、昔の侍エンジニア塾ブログの記事は検索上位に来ていながら、質が悪いものが目立っていたため、これは良い判断だったのではないでしょうか。

延長コース/転職コースの追加

延長コース 転職コース

お客様のニーズの増加に合わせて、様々なコースの追加を行ってまいりました。

プラン終了後に、ニーズに合わせて延長できる「延長コース」やエンジニアを目指す優秀な人材の学習スタート時のコストを極力少なくし、転職に成功すると受講料が無料となる「転職コース」を導入しています。


転職コースは転職に成功すれば、全額キャッシュバックになるコースです。

お金をかけずにエンジニアになりたい・未経験からエンジニアへ転職したいという方向けになりますね。

インストラクターへの福利厚生「SAMURAI HATAGO」

SAMURAI HATAGO
出典:約300名の副業インストラクターの福利厚生を整備「SAMURAI HATAGO」を導入

侍エンジニア塾が多くの受講生を指導していく上で、インストラクターが欠かせない存在です。

サービスを今後もより多くの方々にご利用いただくために、侍エンジニア塾を支える約300名のインストラクターに向けて、手厚い福利厚生で応える「SAMURAI HATAGO」を導入しました。

インストラクターに安心して働いてもらうように、福利厚生面についても強化がされました。

具体的には以下の通り。

  • 対面レッスンの交通費・カフェ・飲食代支給など
  • 教材費購入負担制度
  • コーチングスキルアップに向けたe-ラーニングの提供・勉強会の実施など


インストラクターは完全フルリモートで働いているので、直接意見を聞く機会は少ないようですが、多くの方に利用いただいているようです。



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侍エンジニア塾が炎上して、全面的に見直されてからの評判はどう?

評判

続いて、侍エンジニア塾が炎上後に全面的に見直されてからの評判・口コミはどのように変わったのか?

ご紹介していきたいと思います。

炎上後、お客さま重視の改革が進んでいます。

講師の先生がとても経験豊富な先生で嬉しい

侍エンジニア塾の内部体制の刷新と改革はかなり進んでいて、まともな企業になっている

自社開発企業に内定がもらえた

転職活動を始めて1ヶ月で内定6社もらえた



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侍エンジニア塾が炎上から劇的に良くなっていた件について【まとめ】

結論からいうと、

  • 昔は色々やばかったけど、現在ではかなりまともになった
  • 事業の方向性が、顧客重視にシフトしたのが大きい
  • 講師の質も向上し、受講生に満足してもらえるような教育制度が出来ているとのこと

でした。

一度炎上してしまうと、受講生もかなり減ってしまいますから侍エンジニア塾も相当改革に力を入れた様子がうかがえますね。

現在のところは、かなりマシになってきているスクールなので、一度無料体験にでも行って雰囲気を知ってみると良いですよ。

エンジニア転職を目指している方は無料で受けられるのも良いですね。


侍エンジニア塾のその他の評判・口コミについてはこちらも参考にどうぞ
侍エンジニア塾の評判・口コミを調べてたら衝撃の事実が発覚

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